1945年
(昭和20年)
11月
新日本自動車株式会社 創立
昭和20年11月3日、広島市船越町(当時安芸郡)の地に、小さな会社が産声をあげました。創業者である十川孝三(36歳)が資本金19万5千円で設立した新日本自動車株式会社、現在の広島日野自動車株式会社の前身です。
敗戦後の混乱期、日本人、特に広島市民は焦土の中にあって、肉体的にも精神的にも打ちひしがれ、明日さえ分からないような状況にありました。そのような時代に、何よりも必要なのは、食糧をはじめとする基礎物資を運ぶ手段、とりわけ自動車、特にトラックであると考え、わずかに残った軍用車や、進駐軍のトラックの払下げ車を修理・再生し、販売することから事業を開始しました。リヤカーや大八車が主流の時代であったため、自動車は非常にありがたい存在として受け入れられました。

若き日の創業者 十川孝三氏
